
放置自転車を撤去・回収することが本当にビジネスになるのか、疑問に思う人もいるかもしれません。
私たちのビジネスでは、放置自転車が商材になりますが、簡単に自転車を集められるのか、といった疑問もあるでしょう。実は、放置自転車ビジネスでは、商材集めにそれほど苦労はありません。
その理由も含め、なぜ自転車撤去で稼げるのか、お話ししましょう。
放置自転車は増え続けている
私たちのビジネスでは、放置自転車が商材であり、ゆくゆくはお金に換わります。
自転車を放置する理由は様々です。引越しの際に、古くなった自転車を放置する。
大学などに放置されている自転車の多くは、卒業生がそのまま置いていったものです。
内閣府が1 年おきに発表する駅周辺の放置自転車の実態調査によれば、放置自転車はピークの1981 年には、全国で約98 万台の放置自転車がありました。
その後、自転車法が制定され、駐輪場の整備や放置自転車の撤去の取り組みが進んだことで放置自転車の台数は年々減少し、2011 年には約18 万台まで減りました。
ただ、これは自治体などが駅前で撤去する放置自転車の台数です。周辺の路上や商業施設、アパート・マンションなどの集合住宅、学校など、民間の敷地に存在する放置自転車を含めると、その数は200 万台とも300 万台ともいわれています。
つまり、駅前の放置自転車が減少している分、それ以外の民間の敷地に放置される自転車は依然として増えているという見方ができます。
放置自転車ビジネスの撤去のターゲットは、こうした民間の敷地に放置されている自転車です。
駅前の放置自転車を対象にしない理由は後述しますが、私たちのビジネスにとっては、そこらじゅうに稼げるビジネスの商材が落ちているといえます。
「自転車撤去が稼げるビジネスになるのは、どうして?」まとめ
このビジネスの商材である放置自転車は増えることはあっても減ることがない。だから、稼げるビジネスになる。