
放置自転車は全国あらゆる場所にあるといっても過言ではありません。しかしながら、どこでもすぐに自転車の撤去回収ができるわけではないのです。
放置自転車の宝庫といえるのが「大学」ですが、ハードルの高い市場でもあります。
大学で自転車の撤去回収をするためには、何が必要だと思いますか?
実績がモノを言う大学での自転車撤去
私はこれまで大学での撤去実績がたくさんあります。
福島県内にある会津大学は、2010 年11 月の寒い時期の撤去作業だったのですが、150 台を撤去しました。雪深い地域なので、雪が降る前の時期に回収してほしいということでこの時期の作業になりました。
また、2012 年の秋には都内の有名私立大学でも150 台の自転車を撤去しました。
大学は、放置自転車の宝庫です。
それと同時に、リサイクル販売の市場としても非常に有望です。このビジネスでは超優良市場となります。
ただし、大学とお付き合いするのは非常にハードルが高く、それまでの撤去実績が求められます。特に国立大学に参入するのは並大抵のことではありません。
私は現在、全国120 校ほどの大学と取引がありますが、これも実績を積み重ねてきた結果です。
実績もない、どこの誰かもわからない業者に大学側が撤去依頼をすることはまずありません。
大学などの学校施設は、開業当初はターゲットとして考えないほうがいいでしょう。
「放置自転車撤去の実績を積み重ねてから優良市場にチャレンジを」まとめ
大学は放置自転車の宝庫であり、リサイクル販売の有望な市場だが、参入するには自転車撤去の実績がモノを言う。