
中古自転車としてリサイクル販売することも、放置自転車を現金化する方法の1つです。
また、このリサイクル販売にもいくつかの手法があります。そのうち、インターネット販売は取り組みやすいものですが、注意も必要です。
回収した自転車をネット販売する上で気をつけたいことについてお話しします。
回収した自転車のネット販売には手間と経費がかかる
回収した自転車をネットオークションに出品して現金化するには? でお話しした通り、中古自転車にはネット販売向きのものがあります。
ただし、ネット販売で問題になるのが、購入したお客さんへの発送する手間です。
折りたたみ式ならいいのですが、自転車のような大きな荷物は梱包が大変です。送料も2000 円〜3000 円かかりますので、決して割のいいやり方ではありません。
5 台や6 台売ってもたいした利益にはなりません。
また、最近は運送業界でも女性ドライバーが増えたこともあり、配送業者が自転車のような重量があるもの、かさばるものを運びたがらない傾向があります。
ロードバイクのように、解体して上手に梱包できるものならまだしも、ママチャリなどはネットオークション向きではないでしょう。
発送の手間と経費を差別化につなげる
それでもネット販売をやるならば配送は必要です。特に中古自転車のネット販売に特化しようという場合は配送の問題はキーになってきます。
ネットオークションでは、「配送手配は落札者様でお願いいたします」というケースが見受けられます。しかし、これでは「この商品は買わないでください」と言っているようなものです。
自転車のように大型でかさばる荷物は、やはり売り手がきちんと配送の手配をしてあげないと売れません。
それが差別化にもなります。
ネット販売では配送の手間と経費の問題をクリアしなければなりませんが、それでも回収した自転車を1 台800 円で輸出業者に売るよりも、特に地方都市では商売になるかもしれません。
「回収した自転車をネット販売するなら差別化を考えよう」まとめ
自転車のネット販売には配送の手間と経費の問題があるが、この販売法に特化するなら、配送手配をすることが差別化になる。