
回収した放置自転車の現金化の方法の1つに状態の良い自転車のリサイクル販売があります。
リサイクル販売は利益率も良く、収益の大きな柱になります。しかしながら、開業当初からこの稼ぎ方に手を出すのは、おすすめできません。
放置自転車ビジネスを始めたばかりのときに、それよりも、まずやるべき大切なことについてお伝えします。
回収した自転車のリサイクル販売は利益になるけれど
回収した自転車のリサイクル販売は事業の大きな柱になりますが、開業当初に限れば、販売の方法としては考えないほうがいいでしょう。
リサイクル販売に回せるような状態の良い自転車であっても、まとめて輸出業者に売却するようにしたほうがいいでしょう。
なぜなら、「お金になるから」といって、販売に力を入れるあまり、最も重要な「自転車を集める」ことがおろそかになるからです。このビジネスの原理原則である「集める」ことができなければお金には変えられません。
「放置自転車を撤去する」という本来の目的が「自転車を売る」ことに変ってしまい、利益が薄くなってでも新車をそろえて売ったほうがいいとなりかねません。
ですから、まずは「集める」ことに重点を置いてビジネスが安定してから、リサイクル販売に手を出すべきです。
私は、放置自転車が100 台あったら20 台をリサイクル販売に回します。修理すれば販売できる自転車はもっとありますが、20 台程度にとどめています。
私はこのビジネスを始めた当初、利益率が高いので集めた100 台のうち50 台を修理してリサイクル販売していました。
しかし、修理するために部品を交換したり、手間がかかりすぎて利益が出ないという経験をしました。
「回収した自転車のリサイクル販売はビジネスが安定してから」まとめ
リサイクル販売は利益率は高いが手間がかかる。開業当初はリサイクル販売よりも自転車を集めることに集中するべき。