
起業することで、社会的問題を解決したいと考えている人も少なくないと思います。
世の中には、数多くの解決すべき課題があります。
それに取り組もうとするのはすばらしいことですが、いわゆるソーシャルビジネスで利益を出すのはむずかしいものです。
その数少ない事例でもある、放置自転車ビジネスの強みについてお話ししましょう。
放置自転車ビジネスには社会的意義がある
「B社は、大学や商業施設などの放置自転車を整備して再び使えるようにリサイクルして、全国120校程度の大学において学生を対象にレンタルを行っています。これは循環型社会づくりに向けた取組と放置自転車対策とを融合させた取組といえます」
これは、環境省の2010年版環境白書に私の会社、(株)バイクオフコーポレーションの取り組みが取り上げられた際の紹介内容です。放置自転車ビジネスが循環型社会の新たな試みであるエコビジネスとして取り上げられたのです。
放置自転車の問題は古くて新しい問題です。
50年近く前から起こっている社会問題ですが、現在においても解決しきれていない問題です。
放置自転車ビジネスは、これまで半世紀近く解決できなかった問題を解決することができる社会的意義の高いビジネスです。
社会貢献できて、お金を払ってもらって、感謝までされる数少ないビジネスです。
「社会的に受け入れられやすい」ことが、このビジネスの大きなメリットの一つです。
「放置自転車ビジネスはエコビジネスだから社会貢献になる」まとめ
放置自転車は社会問題として50年以上解決されてこなかったため、放置自転車ビジネスは社会問題の解決になる。